Q&A

2024/10/23 14:15

1. 鍼は痛くないの?

鍼は非常に細く、痛みをほとんど感じないことが多いです。個人差がありますが、もし痛みを感じた場合はすぐにお伝えください。施術者が適切に調整します。


2. 鍼灸はどんな症状に効果がありますか?

鍼灸は肩こりや腰痛、頭痛、疲労回復、ストレス、不眠など、さまざまな症状に効果があります。また、消化器系の不調や自律神経の乱れにも有効です。


3. 鍼灸の副作用はありますか?

通常、鍼灸には大きな副作用はありませんが、まれに施術後に一時的な倦怠感や軽いあざができることがあります。これらは通常すぐに治ります。


4. 鍼灸施術の頻度はどのくらいが適切ですか?

症状によって異なりますが、初めての場合は週に1〜2回を目安にすると良いです。症状が改善したら、頻度を減らしながらメンテナンスとして月に1回程度の施術を続けるのがおすすめです。


5. 鍼灸施術後の注意点は?

施術後は体がリラックスしているため、激しい運動やアルコールは避けてください。また、ゆったりとした時間を過ごし、できれば当日は湯船に浸かって体を温めるのが良いです。


6. 鍼灸は本当に効果があるの?

鍼灸の効果については、多くの研究で肯定的な結果が示されています。例えば、腰痛や頭痛、膝の痛みに対しては、鍼灸が有効であるという複数の臨床試験結果があります。また、世界保健機構(WHO)も、特定の疾患や症状に対する鍼灸の有効性を認めています。


7.鍼は衛生的ですか?

鍼灸で使用する鍼は使い捨てです。施術ごとに新しい鍼を使用し、施術後はすべて廃棄します。これにより感染症のリスクは極めて低いです。また、施術者は常に手指消毒や適切な衛生管理を行っています。


8. 鍼灸は西洋医学とどう違うの?

西洋医学は病気の原因を具体的に追求し、薬や手術で治療するのに対し、鍼灸は体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることに重点を置きます。鍼灸は「気」や「血」の流れを調整し、体のエネルギーの循環を改善することで健康を促進します。


9.鍼灸はどんなときに受けない方が良いですか?

発熱や感染症、極端な体力低下がある場合は、鍼灸施術を控えた方が良いです。また、妊娠中の方や持病がある方は、事前に施術者に相談し、医師の確認を取ってから受けることをお勧めします。


10.エビデンスに基づいた鍼灸の効果はどこで確認できますか?

多くの研究が鍼灸の有効性を証明しており、特に腰痛、膝痛、片頭痛、不眠症、ストレスに対しての効果が証明されています。例えば、2017年のアメリカ医師会ジャーナル(JAMA)に掲載されたメタアナリシスは、慢性疼痛に対する鍼灸の効果を支持する結果を示しています。信頼できる情報源としては、コクランレビュー(Cochrane Reviews)やWHOの報告書も参考にできます。